特長
- ●複数インスタンスへ可用性レベルを提供
- everRun VMでは、Xen ServerのHyperVisorをベースOSに使用し、計算処理とI/O制御を論理的に分割します。作成された仮想イメージ(計算処理用)に対して必要レベルの可用性を提供します。ファイルサーバとDBサーバを同居させて、ファイルサーバにはコンポーネントレベルでの可用性を提供し、DBサーバには完全無停止の可用性を提供することも可能です。
- ●マルチレベル・フォールトトレラント
- everRun VMでは、可用性レベル1(XenServerの機能を利用したフェイルオーバの機能)、可用性レベル2(everRun HAの機能を継承したコンポーネントレベルFT)、可用性レベル3(everRun FTの機能を継承したシステムレベルFT)の複数の可用性レベルを提供いたします。
- ●シングルイメージ
- everRun VMは二重化サーバにも関わらずアプリケーションに関する設定、管理は一つの仮想サーバに実施するだけです。まるで1台のサーバを扱うのと同様に利用できます。システムの管理者は従来型のクラスタで必要な煩わしい運用管理の手間から解放され、アプリケーションのメンテナンス等その他の作業に集中できるようになります。
- ●オンラインマイグレーション
- everRun VMの可用性レベル2(everRun HA機能相当)では、アクティブサーバのメンテナンスをする場合も簡単な操作でアプリケーションを実行したままスタンバイサーバに処理を引き継がせる事が可能で、システムダウンを必要としません。そのためメンテナンスも容易にできるようになります。
- ●完全同期型システム
- everRun VMの可用性レベル3(everRun FT機能相当)では、IAサーバ2台を用いて両方のサーバが同期動作をする形で最高レベルの信頼性を実現します。IAサーバで比較的壊れ易いと言われるI/O機器(ハードディスクやネットワーク)のみならず、全ての部分が同期動作することで、一切の単一障害点の無い究極の信頼性を持つ二重化システムが実現されます。
- ●クラスタ非対応アプリケーションへの対応
- 従来方式のクラスタシステムでは、利用できるアプリケーションがフェイルオーバ対応の高価なアプリケーションに限定されるため、フェイルオーバに対応していないアプリケーションの二重化が困難でした。everRun VMではフェイルオーバ非対応のアプリケーションでも二重化が可能です。
- ●N対1構成(リソースプール)が可能
- everRun VMではXen Serverリソースの統合を実現します。複数ノードにあるリソースを効率的にeverRun VMで利用する事により、N対1の二重化システムを容易に実現することが可能です。また、保護されたVMの可用性レベルを柔軟に変更することができるため、システムの再構成を必要とせずに運用状況に合わせた冗長性を確保できます。