鑑定情報の保守とお客様からの急な依頼に対応するため、
24時間365日、基幹システムの安定稼動が必須条件
「当社は日本全国の不動産鑑定士ら約700名と業務提携を結び、これら提携先との案件の情報管理を本社の基幹システムで行っています。鑑定評価はこのデータを基に行われますが、お客様からの鑑定依頼はほとんどが急を要するものです。そのため、基幹システムには24時間365日、安定した稼動が求められています。
こうした状況のなか、当社はシステムの可用性を高めるために、まず2007年10月にファイルサーバへeverRunFTを、続いて2008年5月にデータベースサーバへeverRunHAを導入し、障害が発生しても自動的にサブシステムへ切り替わるようにシステムを改善しました」と福迫氏。
そこで、everRunを導入する以前の問題点について、福迫氏に伺いました。
「何か障害があると、システムが止まってしまうんです。もちろん機械ですから、絶対に故障はまぬがれません。もちろんバックアップはありますが、everRun導入以前はシステム自体が単一構造だったので、システムがダウンすれば当然のように復旧に時間が必要でした。
そのため、なんらかの原因で止まってしまうと担当者が夜を徹してシステムの修復にあたらなければいけないわけです。こういった場合は会社に与える影響も大きいですが、なによりもシステム管理担当者の精神的な負担が大きいんです。『壊れるかもしれない』という漠然とした不安のなかで、担当者は常に『待機』の状態にありました。
なにかあれば担当者全員の携帯にアラームが飛んでくるのです。不思議なもので、担当者が長期休暇中や出張時などに限って、厄介な障害が起こるんです。そのため、休むに休めないという状況でした」
さらに、メンテナンスは業務終了後の夜間や休日などの限られた時間内で行わなければならず、社員や委託先合わせて数百人が入力した情報が消えてしまうかもしれないという心配を抱えての作業は、精神的にも大変なプレッシャーだったそうです。
可用性の高さと安心感でeverRunに決定
まず、現在のシステム環境について菊地氏に伺いました。
「弊社では現在everRunを2セット導入しています。一方は社内のファイルサーバとドメインコントローラ(everRunFT)として、もう一方は本社基幹システムのデータベースサーバ(everRunHA)に使っています。
最初はファイルサーバに導入し、可用性の高さが実際に認められたので、データベースサーバにも導入することにしました」
さらに、everRunを選んだ具体的な理由を次のように語っていただきました。
「everRunは製品としての知名度はもちろんのこと、メンテナンスの容易さ、単一障害点がないこと、コスト・パフォーマンスの良さという3点が大きなポイントでしょう。
また、SCSの社内でデモンストレーションを見せていただいた際、稼動中のサーバの電源を引き抜くなど、結構な無茶をしても自動的にサブシステムに切り替わり、何事もなく動き続けていたことがとても印象に残りました」
さらに、SCSのサポート体制について、福迫氏に次のように語っていただきました。
「まず、SCSのご担当の方々から受けた印象としては、非常に技術力が高いということです。販売されている製品のことを、非常によく知っていて、その深い知識がユーザになろうとする立場としては大きな安心感になりました。ですから、導入後のサポートも含めて信頼できると思いました。その思いは裏切られていません」
「そういったことから、当社はデータベースサーバの移行作業も併せてSCSにお願いしました。その結果、より安全で信頼性の高い移行作業になりました」 |